
金のスプーンと銀のスプーンです。何かの荷物に紛れていたらしく、気が付いたら大量に土間に落ちてました。レストランの内装解体のお客様が鉄と一緒に運んできたのでしょうか。分析してみたところ、ステンレスの金メッキと銀メッキ。メッキが薄すぎて残念ながら金銀の評価はつかず、ステンレススクラップとして売ることになります。
せっかくなので少し遊んでみました。塩素系漂白剤に15分つけてみたところ、


銀の方は黒く変色してしまいました。塩素と化学反応して塩化銀になっています。銀のスプーンというと、中世の貴族が毒殺を防ぐために好んで使ったという話が有名ですね。ヒ素毒に含まれる硫黄に反応して黒く変色するため、毒に気付くことができます。漂白剤に入っていたのは硫黄ではなく塩素です。硫黄の場合より強固な被膜ができるようです。

金の方は変化なしでした。